社会人生活を続ける中で、毎日の出勤前と退勤後の時間をどう過ごすかが、仕事だけでなく生活全体の満足度に大きく影響することに気づきました。
朝はバタバタ、夜はぐったり……そんな日々が続くと、疲れが蓄積して気持ちにも余裕がなくなってしまいます。
そこで、無理なく続けられる「小さなルーティン」を取り入れることで、気持ちよく一日を始め、そして終えられるように工夫してきました。
今回は、私が実践してきた出勤前・退勤後のルーティンについて紹介します。
出勤前にやってよかったルーティン
1. 朝一番にカーテンを開ける
起きたらまず、カーテンを開けて自然光を部屋に取り入れることを習慣にしました。
朝日を浴びると、頭と体が自然と目覚め、活動モードに切り替わる感覚があります。
天気が悪い日でも、外の空気に触れるだけで気持ちがリセットされるので、晴れでも雨でも毎朝カーテンを開けるようにしています。
2. 朝食後に5分だけ片付ける
朝食を食べたら、食器をシンクに運ぶだけでなく、テーブル周りやリビングの簡単な片付けを5分だけやることをルールにしました。
朝のうちに軽く片付けておくと、帰宅したときに家が整っていて、ホッとできる空間が待っているので、心の負担が減ります。
「完璧に掃除する」のではなく、「目に見える乱れだけリセットする」感覚です。
3. 出勤前に今日の小さな目標を1つ決める
会社に行く前に、「今日一日でこれだけはやりたい」という小さな目標を一つだけ決めるようにしました。
たとえば、
- 今日中にメールを全部返信する
- 苦手な会議で一言だけ発言する
など、簡単なものでOKです。
これを朝に決めておくことで、仕事に向かう意識が自然とポジティブになります。
退勤後にやってよかったルーティン
1. 帰宅後すぐにバッグの中身を整理する
帰宅したら、まずバッグの中身をチェックして、いらないレシートや資料をすぐに処分する習慣をつけました。
このルーティンを取り入れてから、翌朝「バッグに何が入っているか分からない」というストレスがなくなり、スムーズに出勤準備ができるようになりました。
小さなことですが、「今日の疲れを翌日に持ち越さない」ために効果的です。
2. 軽くストレッチをする
仕事帰りは体もこわばっているので、帰宅後に簡単なストレッチをするようにしています。
肩回しや前屈など、ごく軽い運動ですが、これだけでも体の緊張がほぐれるのを実感しています。
ストレッチをすると「今日も一日頑張ったな」という気持ちになり、自然と心もリセットできる感覚があります。
3. 翌日の準備をざっくり整える
夜寝る前に、翌日の持ち物やスケジュールをざっくり確認しておくと、翌朝のバタバタが減ります。
- 必要な資料はカバンに入れておく
- 天気予報を見て服装を考えておく
これだけで、朝に余裕が生まれ、出勤前の焦りをかなり減らすことができました。
工夫を続けて感じた変化
出勤前・退勤後の小さなルーティンを取り入れることで、一日のスタートと締めくくりがぐっと快適になりました。
- 朝、余裕を持って出勤できると気分がいい
- 夜、翌日に不安を持ち越さずに眠れる
- 生活リズムに安定感が出る
結果的に、仕事中も集中力が続きやすくなり、プライベートの時間も前向きに楽しめるようになりました。
完璧を目指さない柔軟さも大事
もちろん、毎日完璧にルーティンをこなせているわけではありません。
寝坊する日もあれば、帰宅後何もできずに寝てしまう日もあります。
でも、それでOKだと思っています。
大切なのは、「何もしない日があっても、また次の日に戻れる」という柔軟さを持つこと。
習慣は一度崩れても、また立て直せばいい。
そんな気持ちで、無理なく続けることを意識しています。
まとめ
社会人生活をより快適にするために取り入れた、出勤前・退勤後の小さなルーティン。
- 朝カーテンを開ける、軽く片付ける、小さな目標を立てる
- 帰宅後にバッグ整理、ストレッチ、翌日の準備
こうした習慣を積み重ねることで、毎日を少しずつ気持ちよく整えていけるようになりました。
忙しい毎日の中でも、ほんの数分の積み重ねが、自分自身を支える大きな力になると実感しています。
これからも完璧を目指さず、自分に合ったペースで、小さなルーティンを続けていきたいと思います。