スマホ時間を減らして気づいた意外な効果

社会人1年目

現代人にとって、スマートフォンは生活の一部になっています。

情報収集、連絡手段、暇つぶし……あらゆる場面で手放せない存在です。

私も例外ではなく、仕事が終わった後や休日には、気づけば何時間もスマホをいじっていることがありました。

しかし、ある時ふと「この時間、何に使っているんだろう?」と疑問を持つようになり、試しにスマホ時間を意識的に減らしてみることにしました。

今回は、その取り組みで気づいた意外な効果について紹介します。

スマホに支配されていた頃の自分

仕事から帰宅後、何となくソファに座ってスマホをいじるのが習慣になっていました。

SNSをチェックし、ニュースサイトを巡回し、YouTubeで動画を見続ける。

気づけば1時間、2時間と経過していて、やろうと思っていたことは何も進まず、ただ時間だけが過ぎていく。そんな日々が続いていました。

さらに厄介だったのは、スマホを見た後、心がザワザワして落ち着かない感覚になることです。

刺激的な情報を大量に浴びたことで、かえって疲れてしまい、リフレッシュどころか余計にストレスを溜め込んでいることに気づきました。

スマホ時間を減らすために取り入れた工夫

1. スマホを物理的に手元から遠ざける

最も効果があったのは、スマホを手元に置かないことでした。

家に帰ったら、リビングの定位置にスマホを置き、すぐには触らないようにしました。

また、寝室にはスマホを持ち込まないルールも設定。

充電器をリビングに固定し、寝る前にスマホを触る習慣を断ち切りました。

手元にないだけで、無意識にスマホをいじるクセがかなり減ったのを実感しました。

2. アプリの通知をオフにする

スマホを開くきっかけの多くは、「通知が来たから」でした。

そこで、SNSやニュースアプリなどの通知をすべてオフに設定しました。

最初は少し不安でしたが、必要な情報は自分から見に行けばいいと割り切ることで、無駄な情報に振り回される時間が劇的に減りました。

自分が本当に必要とする情報だけを選び取る意識も自然と身につきました。

3. 使う時間帯を決める

「一切スマホを使わない」のは現実的ではないと感じたので、使う時間帯を決めることにしました。

たとえば、

  • 朝のニュースチェックは10分だけ
  • 夜は21時以降はスマホを触らない

このように時間を区切ることで、スマホ使用にメリハリが生まれ、だらだらと無限にスクロールすることが激減しました。

スマホ時間を減らして気づいた意外な効果

1. 時間に余裕が生まれた

スマホ時間を減らして最初に実感したのは、単純に「時間が増えた」ということです。

今まで何となくスマホをいじっていた時間を読書や趣味に使えるようになり、一日がぐっと充実しました。

「時間が足りない」と思っていたのは、実は自分で無駄にしていただけだったのかもしれないと痛感しました。

2. 集中力が上がった

スマホを触らない時間を作ることで、集中力が格段に上がりました。

特に仕事の資料作りや、ちょっとした学習時間に取り組むとき、以前よりも深く集中できるようになりました。

細切れの情報に邪魔されないだけで、思考がクリアになり、アウトプットの質も高まったと感じています。

3. 気持ちに余裕ができた

スマホで大量の情報に触れていた頃は、無意識のうちに比較や焦りを感じていたことにも気づきました。

他人の成功例ばかり目にして、自分は何もできていないような気分になる。

しかし、スマホ時間を減らすことで、自然と「自分は自分」という感覚を取り戻すことができました。

心に余白が生まれ、日常をより穏やかに楽しめるようになったのです。

完璧を目指さないことが大切

とはいえ、スマホ時間をゼロにするのは現実的ではありません。

連絡手段や情報収集に必要な場面も多々あります。

大事なのは、「無意識にダラダラと使わないこと」。

必要なときに使い、必要ないときは手放す。

そのバランスを意識するだけで、スマホとの付き合い方がぐっと健全になりました。

完璧を目指すのではなく、無理のない範囲で少しずつ改善していくこと。

それが長く続けるコツだと感じています。

まとめ

スマホ時間を減らすために私が取り入れた工夫は、

  • スマホを物理的に手元から遠ざける
  • アプリの通知をオフにする
  • 使う時間帯を決める

この3つです。

スマホ時間を減らすことで得られた意外な効果は、

  • 時間に余裕が生まれた
  • 集中力が上がった
  • 気持ちに余裕ができた

スマホを使う時間を少し意識するだけで、生活全体がぐっと豊かになりました。

これからも、スマホに使われるのではなく、スマホを上手に使いこなせる自分でいたいと思います。

自分の時間と心を守るために、これからも工夫を続けていきます。

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